岸本歯科様 親知らず専用ページ 定期点検のご報告
岸本先生 いつもお世話になっております。
親知らず専用ページ(kishimotooyashirazu.jp)は、公開したあとも定期的に、最新の医療広告のルールと照らし合わせて点検しています。今回は、厚生労働省の「医療広告等ガイドライン」(令和8年3月30日改正)と、その Q&A・事例解説書を基準に、ページの文を1行ずつ確かめました。医学的な内容は論文と添付文書でも確かめています。
このページでは、①点検の結果 ②こちらで整えた所 ③先生に教えていただきたいことをお伝えします。③は、下の白い枠に書き込んでいただくだけで、こちらに届きます。
入力のしかた
- 各質問の白い枠をタップしてご入力ください。入力した内容は自動で保存され、制作担当に届きます(送信ボタンはありません)
- 「必ず」の印が付いた質問だけでも十分です。分からないことや、確かめるのにお時間がかかることは「あとで」「不明」で大丈夫です
- 短いメモで大丈夫です。スマホならキーボードのマイクのボタンで、話した言葉がそのまま文字になります
- 途中でやめても大丈夫です。同じページをもう一度ひらけば、続きからご入力いただけます(別のスマホやパソコンからでも同じです)
追加の確認(10月22日)
ご回答ありがとうございました。いただいた答えは、ほぼすべてページに入れました。そのうえで、4つだけ確かめさせてください。それぞれ、先生の答え・こちらで調べた結果・決めていただきたいこと、の順に書いています。
先生の答え10〜12%に訂正。引用:Kato, H., et al. (2004)/「15%以下の論文」として Journal of Clinical Medicine (2024)
調べた結果
- Kato 2004:PubMed・Europe PMC・Crossref・OpenAlex(海外の論文データベース)と、CiNii・J-STAGE(日本)を探しましたが、こちらでは見つけられませんでした
- 2024年の論文(PubMed で開く):全文を拝見しました。「15%」や日本の数字は、こちらでは見つけられませんでした。拝見できたのは「親知らずが埋まっている人:世界 36.9%、アジア 43.1%」という数字です
10〜12%の元になる論文をこちらで見つけられなかったため、今はページに入れていません。次のどれにするか教えてください。
- 数字なしのまま(いまの文:「まっすぐ生えて、上下でしっかり噛み合っている親知らずは、多くありません」)
- 2024年の論文の数字で書く(例:「アジアの22の研究をまとめた推計では、親知らずが1本以上埋まっている人は約43%です」。17歳以上を含む画像上の割合で、「噛めている人」の割合ではありません)
- 日本の調査の数字で書く(例:「日本の大学生の調査では、下の親知らずがまっすぐ生えているのは4割ほどでした」。須佐美ほか 1996 口腔病学会雑誌:正常な歯軸 37.7%/Daito ほか 1992:垂直 男 45%・女 40%。「上下で噛み合っている」割合ではありません)
- Kato 2004 の URL か PDF がある(下の枠に貼るか、窪田に LINE で送ってください)
先生の答え一過性を含めて約 0.4〜2.0%、永続的なものは約 0.05〜0.7%未満。引用:Yamada S, et al. Medicine 2022
調べた結果
- Yamada 2022(論文を開く)を拝見しました。拝見できたのは「日本の20施設・1,826本で 1.7%、すべて6か月以内に回復」という数字で、0.4〜2.0%・0.05〜0.7%はこちらでは見つけられませんでした
- この範囲をそのまま書いた論文は見つけられませんでしたが、大きな研究の数字はこの範囲に入っていました。たとえば Kang 2020(論文を開く。23の研究・44,171本のまとめ)は「一時的 1.20%・永続的 0.28%」です
ページには「日本の調査では1.7%で、すべて6か月以内に回復(Yamada 2022)。44,171本をまとめた研究では、一時的なもの1.20%・永続的なもの0.28%(Kang 2020)」と書く案です。
先生の答え初診・レントゲン・CT は保険。2回法の1回目は自費で 17,000〜18,500円、以後 2回法にかかわる診療は自費。経過のレントゲンは2回まで含む(半年後・1年後の CT)。3回目以降は別途 15,000円
前の金額(54,000〜57,000円)には「CT・レントゲン 15,000円」が入っていました。この 15,000円が何だったかで、2通りに読めます。
- A:15,000円は初診の CT の分だった(保険になったので無くなる)。自費は、1回目 17,000〜18,500円+2回目 22,000〜23,500円=合計 39,000〜42,000円。半年後・1年後の CT はこの中に含む
- B:15,000円は半年後・1年後の CT 2回分だった。自費は、CT 2回分 15,000円+1回目 17,000〜18,500円+2回目 22,000〜23,500円=合計 54,000〜57,000円(いままでどおり)
どちらの場合も、3回目以降の CT(1年半後・2年後)は1回 15,000円、で合っていますか? 根が動かず2回目をしない方の合計も、分かれば教えてください。
※「初診・レントゲン・CT は保険、2回法の手術から自費」という分け方を明文で認めた歯科の通知は、こちらでは見つけられませんでした(厚生局の指導資料には、保険から自費へ移行した旨をカルテに書くこと、とあります)。ページに「診断まで保険」と書く前に、東海北陸厚生局に一度ご確認いただくのが安全です。
ページには次のように載せました。研修(豊川市民病院 4か月・名古屋大学医学部 麻酔科 6か月)は、ガイドラインでは「広告できない」とされています。ただし、このページのように限定解除の条件を満たすウェブサイトでは、載せることもできます(Q&A Q2-20 p.13)。今回は念のため外しましたが、載せたい場合は教えてください。
- 2005〜2009年 愛知学院大学歯学部 顎顔面外科学講座
- 2007〜2008年 桑名市民病院 歯科口腔外科(非常勤)
- 2009年 大阪府立急性期・総合医療センター 歯科口腔外科(常勤)
- 2010年 岸本歯科 開業
答えにあった「名ゴア大学」は、名古屋大学で合っていますか?
お知らせ(答えは不要です)
- 2回法の論文(質問5):Renton 2005・Leung 2009 を拝見しました。「2年たっても根が動かなければ2回目はしない」は、Leung の3年間の追跡(論文を開く)の「根の動きは24か月目以降すべて止まった」とも合っています。「15〜30%は動かない」は元の論文を見つけられなかったため、ページには書いていません
- テルプラグ(質問7):保険と自費の扱いを相談したいとのお答えでしたので、運用が決まるまでいったんページから外しました。どうするかは、窪田と相談しましょう
- 医院サイト(質問12):制作会社さんにそのままお渡しできる形で、直し案を作ってお送りします
① 点検の結果
- ページの土台は整っています。問い合わせ先の電話番号があり、患者さんが自分で探して見るページなので、自費の治療や症例写真を詳しく載せられる条件(ガイドラインの「限定解除」)にあてはまります。症例写真に費用やリスクを添えている点も、ガイドラインの考え方に沿っています。
- そのうえで、より安全な書き方に整えたほうがよい所が12か所ありました。多くは「数字の出典」「効果の言い切り」「自費の説明の足りない所」です。
- このうち、先生にお聞きしなくても直せる所は、こちらで直しました(②)。まだ本番には出していません。先生にご確認いただいてから公開します。
- 数字の出典や、実際の診療の流れが分からないと直せない所は、③でお聞きします。
② こちらで整えた所
左(上)が今の文、右(下)が直した文です。ガイドラインで避けるよう示されている書き方を事実に沿った書き方に置き換えたもの(1〜8)と、正確さ・読みやすさのために整えたもの(9)があります。
各項目の「根拠」には、資料の名前・項目・頁と、原文の一節を書いています。頁は資料に印刷されている頁です(PDF の頁番号とは少しずれます)。資料はどれも厚生労働省のものです:医療広告等ガイドライン(令和8年3月30日改正)/Q&A(令和8年3月)/事例解説書(第6版)
1「きちんと噛めている人は2〜3%」
論文などで、この数字の出典が見つけられませんでした。出典を示せない数字で受診をうながす書き方は、ガイドラインで虚偽・誇大の広告として扱われます。出典があれば、③の質問3で教えてください。拝見して、対象や数え方が合えば数字を入れる形を検討します。
根拠:医療広告等ガイドライン 第3-1 1(1)虚偽広告 p.8「データの根拠(具体的な調査の方法等)を明確にせず、データの結果と考えられるもののみを示すものについては、虚偽広告として取り扱う」/同(3)誇大広告 p.10「科学的な根拠が乏しい情報であるにもかかわらず特定の症状に関するリスクを強調することにより、医療機関への受診を誘導するもの」
2しびれが出る確率
Cochrane のレビュー(Bailey E, et al. 2020, CD004345)を確かめたところ、1.75%・0.2〜1.3%という数字は見つけられませんでした(背景に「一時的 約5%・永続 0.2%」とあるのみ)。出典が確かめられる論文の数字に置き換え、舌神経のしびれも加えました。先生がお使いの出典があれば、③の質問4で教えてください。※10月20日の時点では「一時的なものはおよそ0.4〜8%」と書いていましたが、この0.35〜8.4%という数字は Sarikov の論文では一時的なものに限らない「神経の障害全体」の幅でしたので、先生のお答え(Yamada 2022)を受けて上の文に直しました。
根拠:医療広告等ガイドライン 第3-1 1(2)比較優良広告 p.8「調査結果等の引用による広告については、出典、調査の実施主体、調査の範囲、実施時期等を併記する必要がある」
3テルプラグの効果の書き方
テルプラグの添付文書(PMDA)の「使用目的」は、止血・創面の保護・肉芽形成を促すこと・疼痛の緩和で、「ドライソケット」という言葉は見当たりませんでした。予防の効果を広告に書ける根拠をこちらで確かめられなかったため、確かめられた使用目的の範囲(添付文書)に合わせました。あわせて「動物由来のコラーゲンのため、過去にアレルギーが出た方には使えない」こと(添付文書の禁忌)を加え、妊娠中に使わないことは「当院の方針として」と書きました。※その後、質問7のお答えを受けて、10月22日にテルプラグの段落ごとページから外しています(上の「お知らせ」)。
根拠:医薬品医療機器等法 第66条(医療機器の効能などの虚偽・誇大な広告の禁止)/Q&A Q2-14 p.12「当該効能・効果への承認がない適応外使用の場合、広告の取り扱いも未承認医薬品等と同様です」
4麻酔の見出し
「痛くない治療」は科学的な根拠がなく広告できない、と Q&A で示されています(令和8年3月に、歯科の例として更新された項目です)。「我慢させません」は結果を約束する言い方なので、先生が実際になさっていることの説明にしました。
根拠:Q&A Q3-22 p.20「『痛くない治療』のような科学的根拠がなく虚偽広告や誇大広告のおそれがある表現は、広告できません」
52回法(自費)の説明・費用・リスク
自費の治療を詳しく載せるときは、治療の内容・標準的な費用・期間と回数・主なリスクと副作用をそろえる決まりです。2つの場合をまとめた「32,000〜57,000円」は、最低額が目立つ形になるため2段に分けました。名前は一般的な表記の「コロネクトミー(歯冠切除術)」に合わせています。期間と通院の回数は、③の質問5・6で教えてください。
根拠:医療広告等ガイドライン 第3-3 2 限定解除の具体的な要件 p.35「通常必要とされる治療内容、標準的な費用、治療期間及び回数を掲載し」「標準的な費用が明確でない場合には、通常必要とされる治療の最低金額から最高金額(発生頻度の高い追加費用を含む。)までの範囲を示す」「その主なリスクや副作用などの情報に関しても分かりやすく掲載し」/事例解説書(28)自由診療における限定解除 個別具体例 p.41〜44
6上の親知らずの「腫れ・痛み ほとんどなし」
埋まっている上の親知らずの方まで「腫れない」と受け取るおそれがあるため、条件と個人差を書きました。
根拠:医療広告等ガイドライン 第3-1 1(3)誇大広告 p.9「一般人が広告内容から認識する『印象』や『期待感』と実際の内容に相違があることを常識的判断として言えれば足り」
7顎関節症の質問(よくあるご質問 Q10)
「少なくありません」という量を示す根拠が無く、親知らずと顎関節症の関係は研究でも結論が分かれているためです。
根拠:医療広告等ガイドライン 第3-1 1(3)誇大広告 p.10「伝聞や科学的根拠に乏しい情報の引用」は誇大広告として取り扱う
8症例の説明の置き方
事例解説書では、複数の治療前後の写真に説明をまとめて付ける形が、避けるべき例として挙がっています。薄く小さい文字も「見落としやすい」例に当たるため直しました。症例ごとの期間・回数は、③の質問8・9で教えてください。
根拠:事例解説書(23)複数のビフォーアフター写真 p.30「詳細な情報を、まとめて付しているものは、広告することはできない」(例は治療方法の違う症例です)/Q&A Q6-11 p.26「文字が極端に小さく容易に確認が出来ない」「背景色と同じあるいは同系統の文字色」は容易に視認できない例
9そのほか、正確にした所
- ページ上部の診療時間「月〜金 9:00–18:00」に、昼休みを入れました(9:00–13:00 / 14:30–18:00)
- 「放っておくと厄介になりやすい」→「生え方によってはトラブルのもとになることがあります」
- ペル&グレゴリー分類は神経との距離を見る分類ではないため、「歯の傾きや深さ(ペル&グレゴリー分類など)と、CTで見た神経との距離をあわせて」に
- ドライソケットの時期を「3〜5日め」→「2〜4日めごろ」に、「感染ではありません」→「化膿(感染)が主な原因ではないとされています」に。予防に喫煙を控えることを追加
- 糖尿病の方:「お薬を調整します」→「血糖の状態(HbA1cなど)を確認し、必要に応じて内科の先生と相談のうえ、抜く時期や感染予防のお薬を決めます」
- 骨粗しょう症のお薬:「顎の骨の治りに関わるお薬もあるため、処方している先生と相談しながら進めます」を追加
- 「何度も足を運ばずに済みます」→「診断のためだけに、あらためてお越しいただく必要がなくなります」+「抜歯のあとは、傷の確認のためにお越しいただきます」
- 症例2の見出し「左右2回に分けて」が2回法と混同されやすいため、「3か月あけて1本ずつ」に
- 食事:「普通に食べて大丈夫です」→「麻酔が切れてから、やわらかい物から食べてください」
- 保険の費用の「税込」→「保険診療に消費税はかかりません」。1割・2割負担の方の目安を追加
- 妊娠中のお薬:「妊婦さんに安全性の高いもの」→「妊娠中にも使われているものの中から」(「比較的安全」型の表現を避けるため)
「よい」「○番だけ待ってほしい」「○番はこう書きたい」など、短くて大丈夫です。③の答えを待たずに、先に②だけ出すこともできます。
③ 先生に教えていただきたいこと
実際の診療の数字や流れを教えていただければ、そのとおりに書きます。分からない所は「不明」で大丈夫です。その場合は、数字を載せない書き方にします。
- 件数の期間を「2010年4月〜2026年9月」のように月単位で書く
- その件数を、ホームページなどで公表しておく
- 医師個人の通算の件数(大学病院時代を含むなど)は、原則として載せられません。詳しく載せられるページでも、記録で裏づけられることが条件です
②〜④の場合は、ページ上部の「3,000本」を外し、「歯科医師としての経験20年」「CT完備」の2つにする案をおすすめします。
論文・教科書・学会の資料などがあれば、名前か URL を教えてください。無ければ「無い」で大丈夫です(②の1の、数字を使わない文のままにします)。
①このままでよい ②以前の数字(1.75%・0.2〜1.3%)の出典があるので戻したい(出典名を) ③当院の実績の数字を載せたい(件数と期間を) のどれかで教えてください。
例:「1回目から2回目まで約3〜6か月。通院はCTの診断・手術2回・抜糸・経過のレントゲンで、合わせて約6回」。あわせて、2回目の前に根の動きを確かめるのはレントゲン・CTのどちらか、根が動かず残したままにする方がどのくらいいらっしゃるか(分かれば)も教えてください。
別にかかる場合は、その金額を教えてください。「別途費用がかかります」と金額なしで書くのは、ガイドラインで避けるよう示されているためです。あわせて、内訳の15,000円・20,000円・お薬代が税込の金額かも教えてください。
- テルプラグ(5,500円)は、保険の抜歯と同じ日に、材料代として自費でいただく形ですか? それとも、テルプラグを使う場合は抜歯も含めて自費にしていますか?
- 2回法を選んだ方は、初診のCT・診察も含めて全部自費ですか? それとも初診のCTは保険で、2回法を決めてから自費ですか?
①親知らずは完全に骨に埋まっていましたか、一部が歯ぐきから出ていましたか ②むし歯になっていたのは親知らずですか、手前の奥歯ですか ③初診の日にしたこと(抗生物質のほかに、洗浄・痛み止めなど) ④初診から抜歯までの日数と、通院の回数(抜糸などを含めて) ⑤自己負担の合計の目安。症例ごとの「期間・回数」を写真のそばに書く決まりのためです。
①神経と接していることは、CTで確かめましたか ②「神経の問題は起こりませんでした」は、抜歯のどのくらいあとに確かめたことですか ③左右それぞれの通院の回数と、自己負担の合計の目安。
①ページの「愛知学院大学の顎顔面外科で学び」の、正式な名称(講座名など)と、在籍の期間・立場(医局員・研修など) ②医院サイトの口腔外科のページに「総合病院、大学病院の口腔外科出身」とあります。総合病院でのご勤務があれば、病院名と期間を。ガイドラインでは、経歴は勤務先・期間を含めて正確に書くことになっています。
今のページは「基本的には安定期に対応。初期は赤ちゃんへの影響、後期は出産を早める可能性があるため、原則行いません」です。「出産を早める」ことを示す文献は見つかりにくく、海外の産婦人科の学会は「必要な歯科治療は妊娠中のどの時期でも安全に行える」としています。例えば「急がない抜歯は出産後をおすすめします。痛みや腫れがある場合は、妊娠中期(16〜27週ごろ)に、産婦人科の主治医と相談して行います」のような書き方でよいか、実際の方針に合わせて教えてください。テルプラグを妊娠中に使わないのが医院の方針かどうかも、あわせて教えてください。
医院サイト(kishimotoshika.com)について
医院サイトは、制作会社さんがきちんと作られたサイトだと思います。ガイドラインは令和8年3月にも改正されていて、基準のほうが後から動いている部分もあります。いまの基準で照らし合わせて気になった所だけ、ご参考までにお伝えします。制作会社さんにそのままお渡しできるよう、根拠の場所も書いています。
- いびき治療(ナイトレーズ)のページ:「痛くない」「痛みなし!」「副作用なし」「安全な治療」は、ガイドラインで避けるよう示されている書き方です。同じページに「喉の粘膜に軽度の炎症」ともあり、読む方が迷うかもしれません(Q&A Q3-22 p.20/医療広告等ガイドライン 第3-1 1(1)虚偽広告 p.8「絶対安全な手術です!」の例)。また、国内でいびき治療の効果として承認されていない機器を使う場合は、①未承認であること ②入手の経路(個人輸入など) ③同じ成分や性能をもつ国内承認の機器の有無 ④海外での安全性の情報(情報が足りない場合はその旨) ⑤医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外であること、をページに書くことになっています(医療広告等ガイドライン 第3-3 2 p.35〜36(ⅰ)〜(ⅴ))
- 親知らずのページ:テルプラグ(5,500円)の主なリスク・副作用が見当たりませんでした(医療広告等ガイドライン 第3-3 2 p.35 ④)。テルプラグの扱いを決めたら、あわせて整えるのがよいと思います
- 料金:金属のバネがない入れ歯の金額が、インプラントのページ(¥94,300〜¥257,400)と入れ歯のページ(¥171,000〜¥257,000)で違っています。矯正の「15,000円〜+税」は、税込の総額で書くことになっています(消費税法 第63条の総額表示)
- 言い切りの表現:小児歯科のページ内・マタニティ歯科の節の「痛みはありません」、審美歯科の「痛みを伴う心配はありません」(Q&A Q3-22 p.20。同じページに「しみたり」「痛みを伴うことがあります」の注意書きもあるので、そちらに合わせると読む方に伝わりやすくなります)、「最高ランクの強度」(何と比べた最高かが分かりにくいためです。医療広告等ガイドライン 第3-1 1(2)p.8 は「最高」等の最上級の表現を避けるよう示しています)、インプラントの「最適な治療」(Q&A Q2-2 p.8「『最先端』や『最適』の表現は、誇大広告に該当」)など
- 「リスク・副作用について」のページが、本文の無いまま公開されているように見えました
例:「制作会社の○○社に頼んでいる」「直す案を作ってほしい」「いまは触らなくてよい」など。
そのほか
書き終わったら、窪田に LINE で「書いた」と一言ください。医院サイトを直したときも、LINE で「直した」と教えてもらえれば、こちらで確かめます。
ご協力ありがとうございました。いただいた内容でページを整え、公開の前にもう一度ご報告します。次回の点検は、ガイドラインの改正があったときと、半年ごとを目安に行います。
点検の基準:厚生労働省「医療広告等ガイドライン」(令和8年3月30日最終改正)・「医療広告等ガイドラインに関するQ&A」(令和8年3月改定)・「医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書」第6版(令和8年3月)。医学的な内容は、PMDA の添付文書・系統的レビュー・学会のガイドラインで確認しています。